海道小北樹林地では、年に2回、春と秋に定期的な植物モニタリングを実施しています。
最初のモニタリング実施から継続して「栃木県植物研究会」の園部力雄先生に調査及び講師をお願いしています。
そして、本日は今年度1回目の春のモニタリングです。
今回も樹林地内を一緒に散策し、新たな植物や虫の発見を期待しながら雑木林の変化を観察しました。
昨年伐採されたウワミズザクラの切り株から、ひこばえが出て来ました。また、その周囲にも実生から育ったと思われる株をいくつか発見しました。
海道小北樹林地では1本しか確認できなかった木なので、切ってしまった時はもう見れなくなってしまうかと思いましたが、その子孫が息づいていることにうれしくなりました。
立派な成木になるよう、しっかりと育てていきたいと思います。
また、海道小北樹林地のドングリの木には、コナラやクヌギのほか、「フモトミズナラ」の木があることを改めて教わりました。
また、今後、海道小の子どもたちが来た時にしっかりと案内できるよう、それぞれのドングリの特徴や葉っぱの違いについても教えていただき、さらにスギとヒノキ、サワラの見分け方についてもレクチャーしていただきました。これで子どもたちにもしっかりと案内できそうです!?
確認した植物には仮の名札を付けておきました。この後、管理作業で出た剪定枝等を利用して手作りの名板を作って取り付ける予定です!
林床管理作業の方は、まず、子どもたちが安心して学校生活が送れるよう、学校に面した安全管理ゾーンと南エリア北側の草刈りをしました。
それから、ずっと放置していた南エリアの剪定枝を少しでも減らしておこうとチッパー作業。
そして、材料が入ったので先日組み上げた単管パイプに屋根を取り付け、「薪置場」が完成しました!
なかなか良い出来でしょう?
あとは薪を準備してここに積み上げ、子どもたちに薪について色々と教えてあげる予定です。
0 件のコメント:
コメントを投稿